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令和6年4月1日から、人材開発支援助成金の利用をより簡便にするために制度の見直しが行われました。この見直しにより、企業が従業員のスキルアップやキャリア開発を支援しやすくなりました。
以下は制度の概要と主要な変更点です。
企業が労働者に対して訓練を実施した場合に、その訓練費用の一部を助成する制度です。訓練の種類に応じて以下のようなコースがあります
・人への投資促進コース
・人材育成支援コース
・特別育成訓練コース
・人材確保等支援助成金キャリアアップ支援コース
対象企業: 中小企業および大企業
対象訓練: 長期教育訓練休暇制度、自発的職業能力開発訓練、OFF-JT(職場外訓練)、OJT(職場内訓練)など
正社員、契約社員など
長期教育訓練休暇制度:中小企業: 960円/時間 大企業: 1,600円/時間
自発的職業能力開発訓練:中小企業: 760円/時間 大企業: 1,200円/時間
日単位の休暇取得に加え、時間単位の休暇取得も助成対象に追加されました。
助成金額は、1日あたり最大960円(中小企業)、1,600円(大企業)です。
1年間で最大30日分の休暇取得が助成対象となります。
助成対象の訓練時間が、従来の20時間以上から10時間以上に短縮されました。
これにより、より短期間の訓練でも助成を受けやすくなりました。
この助成金制度を活用することで、従業員のスキルアップを促進し、企業の競争力を高めることができます。ぜひ、この機会に人材育成への投資を検討してみてください。
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