5月26日に開催された第140回労働政策審議会職業安定雇用部会で法律案要綱等が示されました。
主な内容は、雇用調整助成金の上限額15,000円への引き上げと新たな個人給付制度(新型コロナ対応休業支援金:仮称)の創設です。
今後詳細が発表される予定です。
新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金・支援金の上限額等の引上げ及び対象期間の延長についても
厚労省から発表されています。
正規雇用・非正規雇用を問わない助成金制度
(新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金)
・委託を受けて個人で仕事をする方向けの支援金制度
(新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金)
についての上限額等の引き上げと期間延長は以下の通りです。
[上限額等の引上げの概要(予定)]
○助成金の支給額:休暇中に支払った賃金相当額 × 10/10
※1日当たり8,330円を支給上限 ⇒ 15,000円を支給上限
○支援金の支給額:就業できなかった日について、
1日当たり4,100円(定額) ⇒ 7,500円(定額)
※引上げ後の額の適用対象:令和2年4月1日以降に取得した休暇等
[対象期間の延長の概要(予定)]
○対象となる休暇等の期限
令和2年6月30日まで ⇒ 令和2年9月30日まで
○申請期間
令和2年9月30日まで ⇒ 令和2年12月28日まで
今後申請いただく方は、現在(変更前)の様式を使用することも差し支えありませんが、新たな申
請書を使用いただくと手続が円滑ですとのことです。
拡充が続きますが、弊社でも3月支給申請を行った雇用調整助成金について、もうすでに支給決定通知書が届きだしています。
通常では考えられない早い対応となっていますので、雇用維持のために最新の情報で手際よく申請することが重要となって
います。